ごきげんよう!!ベルナデッタです。
前回のブログがご好評をいただいたとのこと、心より有難く存じます。
さてさて天高く馬肥ゆる秋。皆様いかがお過ごしでしょうか?
私事ではありますが、先日ある披露宴に出席して参りました。
浅草で生まれ育ち、浅草の地で浅草の皆様に喜んでいただける席にしたいという新郎新婦の願いで、笑いあり涙ありのそれはそれはお祭りのような大宴会となりました。
なんといっても地元にこだわった披露宴。
弊社も総力を挙げてお手伝いさせていただきました。
鳴り物、お面、半纏、大うちわ。披露宴のあらゆるシーンに岡田屋の商品たち。
もちろん前回ご紹介した貸神輿も、新郎新婦の名入り弓張&「寿」の駒札で飾って出動です。
そしてご注目いただきたいのがコチラ
なんと!!席札代わりの拍子木であります。
紙の席札だけでは洒落がない。扇子も升も出尽くした。
それではと思いついたのが、このミニミニ名入り拍子木。
もともと名入り拍子木は承って参りましたが、今回ほど小さなサイズの名入れは初めてのこと。
大変な作業ではありましたが、会場中の皆様が肩からマイ拍子木をさげて楽しそうに打ってくださる姿を見て産みの苦しみもどこへやら。こうした瞬間に携われることは本当にありがたいことです。
というわけで今回は拍子木についてのおはなし。
拍子木とは、字のごとく拍子(リズム)をとるための道具です。
岡田屋では、角(かく)とソリの2タイプを6つのサイズで取り揃えております。

四角い棒状の角と呼ばれるタイプは、サイズが大きくなるほど(木と木の接面が多くなるほど)大きな音を響かせます。
その為、おもに屋外で打つ機会の多いお祭りなどに用いられることが多いようです。
一方、木の先端が反っている形状のソリというタイプは、角に比べて木と木の接面が少ないので
瞬間的で高い音を響かせやすいのが特徴です。持ちやすく音量の調整もしやすいため夜警などにも用いられます。
歌舞伎や浄瑠璃など芝居の始まりを知らせる木頭(きがしら)もソリのタイプのものです。
拍子木の木材は、太鼓のバチなどでよく使われる樫材を使用しています。
樫は、堅く重く弾性がありとても丈夫なことから、金槌の柄など大工道具にも用いられる木材です。
また樫材の拍子木のほかに紫檀材・黒檀材で作られた音木(おんぎ)というものもあります。
音木はそもそも念仏や読経のテンポをとるための仏具です。
紫檀材・黒檀材は樫材に比べてより堅く、そのため金属的な高音を響かせることができます。
仏具としてはもちろんのこと、その独特な音色から楽器として民謡の演奏などにも広く使われています。
拍子木・木頭・音木。いずれも木と木を打ち合わせるだけのシンプルなつくり。
しかしながら形状や材質によって、その音は面白いほど異なります。
是非一度お店でお手にとって実際の音を聞き比べてみてくださいまし。
ヨッやってまいりました「おか散歩」
2回目にして真打ち登場!!と言いたくなるほど大好きなお店「鳥なお」さんです。
昨年9月にご町内にオープンした焼き鳥屋さん。
カウンターと小上がりの小さなお店で、一人一人の頃合いを見計らって供される焼き物は
もう絶品!!
希少部位に驚かされ、定番部位の丁寧でひねりのきいた味わいには感動すら覚えます。
合わせる日本酒は、なかなか余所じゃお目にかかれないご主人こだわりの銘酒ぞろい。
秋の夜長、美味しい焼き鳥にひやおろしなんてのもオツですね。
「鳥なお」
台東区雷門1−5−9いさよビル1F
03-3843-5805
www.facebook.com/torinao.asakusa